簡単レタッチ 

画像は大阪市立長居植物園で撮影
左の画像をレタッチして、右の画像に仕上ることができます。

  

簡単レタッチ法:
調整する画像は新しいフォルダーにコピーしてから、作業を開始してください。

バラ、スイレン等でも幻想的に仕上がりますが、花ハスの日差しが強い時には
特にきれいですね、花の白い部分だけにスポットライトを当てたように見えるのは
画像の暗い部分は太陽光線を吸収し、明るい部分は光線を反射しているからだと思います。

白っぽい花〜ライトピンク等、明るい花でバックが濃い画像に効果があります、
但し、Nikon Capture NX以外で調整された画像には効果が出ないと思います。

Nikon Capture NXがインストールされているとして説明します。

画像をNXで開く:
(1)調整(A)をクリック
明るさ(L)をポイントして、明るさとトンカーブ(L)をクリックして「RGB」下の
「白黒の丸」アイコンを「Ctrl」キーを押さえながらクリック、その横三つ目の
「ペン・アイコン」をクリックして、マウス(ペン・アイコン)を画像の一番暗い所に
合わせてクリックすると、メリハリのついた画像になります。
尚、緑(葉)の部分を濃くするには濃い部分と薄い部分の中間色を同じペンで
クリックしてください。但し、画像によて適する場合と適さない場合があります。

暗い場所が小さくてペン・アイコンでクリックした場合、画像全体が暗くなり、
色が変わる場合があります、その時は「編集E」をクリックして
「元に戻すU」のクリックで元に戻ります。
(上手く行かないときは、この作業(1)は省略するしか方法はありません)

尚、調整をクリック、カラーをポイントして「彩度/暖色」をクリックして、
右下の部分からカラーの調整もできますので、お好みで調整してください。

(2)再度・調整(A)をクリック
フォーカス(A)をポイントして、ぼかし(ガウス)をクリック
右下のぼかし(ガウス)の「半径」のスライドバー「▲」を
右にスライドさせて数値を100pxにして下さい。
(この時に花の色・輪郭がボヤっと残っていれば次の作業へ,
但し、仕上がり具合によっては100px以下にやり直す必要があります)
その下の「不透明度」のスライドバー「▲」を左にスライドさせて
数値を60〜80%にして下さい。
(70%くらいが丁度いいと思いますが、お好みに合わせて下さい)

画像の右上の「X」をクリック
「はい」「いいえ」「キャンセル」のいずれかをクリック。
「はい」で画像の調整完了。
「いいえ」は作成せずに元画像に戻ります。
「キャンセル」は編集途中の画像に戻ります。
以上です。

ニコン一眼レフに添付されているCDの表面に「Nikon Capture Trial included」の
表示が有れば、CaptureNXのインストール可能です。
表示がなければインストールは不可能です。

「Capture NX」は画像調整ソフトで、以前の製品からバージョンアップされて、
現在は「Capture NX2」になっています。

もしCDからNXのインストールが不可能な場合は「ニコン・サポート」から
バージョンアップされたNX2の「トライアル版」が下記からダウンロードできます。
Capture NX2トライアル版ダウンロード