夜景撮影のヒント:

夜景撮影は被写体が暗い時はAFを使ってもピントがずれてしまうことが多いようです。

AFは明るい光源(被写体)に対してピントを合わせますが、夜景撮影の場合、
ピントを合わせる位置に光源が無い場合はピントを合わせることが困難です。

山上から撮影する場合は明るい光源を狙ってピントを合わせるとが大事です。
絞り優先モードにして露出をカメラ任せにすることで綺麗に撮れます。
尚、機能が搭載されているカメラの場合は、ミラーアップ撮影も試してください。


ピントが合わせ難い場合はMFを活用することを勧めます、デジタル一眼レフに搭載されている
MFを活用しましょう。MF+無限遠(全体にピントを合わせた状態)も使うといいでしょう。

簡単な使い分け方法としては光源が近くにある(近景)はAF
山や公園から望む夜景(遠景)でピントが合わせ難い時は
MF

日没後が最も光量が多いので、早い時間帯程、綺麗な写真が撮影出来ます。
綺麗な夜景写真を撮るためには、明るい時間帯から撮影の準備が大事です。

時間に余裕のある場合はロケハンをする必要があります。
遅くても日没前には夜景スポットに到着する必要があります。


夜景は日没後の30分以内が最も美しい時間帯と言われており、空全体に青みがかかります。
週末の展望台は遅い時間になっても多くの人で賑わいますが、夜景撮影は早い時間帯から訪れ、
光量が少なくなる頃には撮影を終えることです。



夜景を撮る時のホワイトバランスは「Auto」或は「白色蛍光灯」

白色蛍光灯(4200K位)でも見た目に近い色を表現出来ていますが、
少しだけ赤みを加えるために
3700Kにしています(ニコンの場合)。

色温度 (K=ケルビン)は低くなるほど赤みが帯びた光色になり、
高くなるほど青みが帯びた光色になります。